横浜市港北区でご家族が亡くなると、突然のことで何をすればよいか戸惑う方も多いのではないでしょうか。
葬式の準備には搬送や安置、葬儀社の手配、火葬場の予約など、短時間で多くの判断が求められます。特に初めて葬儀を経験する方にとっては、ひとつひとつがわからないことばかりで不安を感じやすいものです。
この記事では、横浜市港北区で葬式を行う際に必要となる情報を整理し、どのような流れで準備を進めればよいかを具体的に解説しています。
病院や施設で亡くなった場合の対応や火葬場の利用、費用の目安、葬儀社の選び方など、知っておくと安心できる情報をまとめました。いざという時の備えとして、ぜひお役立てください。

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- 横浜市港北区で亡くなった場合の葬式の流れと準備方法
- 病院や施設からの搬送と安置の手順
- 葬儀社の種類や選び方、見積もりの注意点
- 火葬場の利用方法と葬祭費補助金の申請手続き
横浜市港北区のおすすめ葬儀社
おすすめの地元葬儀社
家族葬 | 直葬・火葬式 | 特徴 |
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おすすめの葬儀仲介会社
家族葬 | 直葬・火葬式 | 葬儀種類 | タイプ | |
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家族葬の これから | 493,900円 | 141,900円〜 | 火葬式・1日葬 家族葬 | 葬儀仲介会社 |
やさしいお葬式 | 415,800円〜 | 99,000円〜 | 火葬式・1日葬 家族葬・一般葬 | 葬儀仲介会社 |
心に残る家族葬 | 495,000円 | 89,100円〜 | 火葬式・1日葬 家族葬・一般葬 | 葬儀仲介会社 |
安心葬儀 | 86,900円〜 | 火葬式・1日葬 家族葬・一般葬 | 一括見積り※ |
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横浜市港北区で亡くなったら


病院で亡くなったら
横浜市港北区には、菊名記念病院・横浜労災病院・大倉山記念病院・高田中央病院など、地域に密着した医療機関があります。これらの病院でご家族が亡くなられた場合、ご遺体を長時間病院にとどめることはできません。すぐに搬送先を決め、安置場所を手配する必要があります。
多くの場合、病院の担当者が提携している葬儀社を紹介してくれることがありますが、必ずしもその葬儀社に依頼する必要はありません。紹介された場合でも、自分たちで葬儀社を探し直すことは可能です。費用や対応の違いがあるため、複数の業者を比較して選ぶのがおすすめです。
また、病院側からは早めの搬出を求められることもあり、遺族としては落ち着いている暇がないと感じるかもしれません。ですが、慌てて選ぶよりも、搬送だけを一時的に依頼して、その後じっくりと葬儀内容を決めるという方法もあります。
なお、自家用車での搬送は法律上禁止されていませんが、遺体の取り扱いには専門的な知識と衛生管理が必要です。感染症リスクや事故などを考慮すると、専門の搬送業者に依頼するほうが安全です。
老人ホーム・介護施設で亡くなったら
港北区内には、有料老人ホームや特別養護老人ホームなど、看取りに対応している介護施設が複数あります。施設で亡くなられた場合も、病院と同様にご遺体の搬送が必要となります。
このとき、施設から提携の葬儀社を紹介されることがありますが、その場で契約する必要はありません。紹介されたからといって断りにくいと感じるかもしれませんが、後悔を避けるためにも一度冷静になって検討することが大切です。
施設によってはエンゼルケア(ご遺体の処置)を行っていない場合があります。施設に確認したうえで、対応がない場合は葬儀社に処置を依頼することもできます。搬送前にエンゼルケアを受けることで、故人の尊厳を保った形でのお別れが可能になります。
また、同じ施設に入居している他の利用者への配慮も必要です。とくに同室の方や隣接する部屋の方が動揺しないよう、早めの搬送を求められることがあります。
葬儀社をすぐに決められない場合は、搬送のみを先に依頼し、葬儀の打ち合わせは後日に行う方法もあります。このように、搬送と葬儀を切り分けて考えることで、時間に余裕を持ち、冷静に判断することができます。
横浜市港北区での葬儀社の選び方


- 葬儀社の種類
- 葬儀の種類
- 葬儀の形式と費用目安
- 葬儀社に電話する時のポイント
- お葬式にかかる費用の相場
- 横浜市港北区で利用できる火葬場と注意点
- 火葬場一覧
- 葬祭費補助金について
葬儀社の種類
横浜市港北区で葬儀を行う際は、どの葬儀社に依頼するかを慎重に選ぶことが大切です。葬儀社にはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。
まず「葬儀専門会社」は、葬儀に特化した業者で、豊富な経験と対応力を持っています。希望に合わせたプランが選べる反面、内容によっては費用が高くなる傾向があります。
「葬儀仲介会社」は、複数の葬儀社と提携しており、条件に合う葬儀社を紹介してくれるサービスです。料金やプランの比較がしやすく、納得のいく業者を選びやすいのがメリットです。ただし、紹介される業者の質に差があることもあるため、口コミなども参考にすると安心です。
「冠婚葬祭互助会」は、積立方式で葬儀費用を準備できる仕組みです。会員になることで割引や特典が受けられますが、入会金や月額費用、解約時の返金ルールなども事前に確認しておく必要があります。
宗教に基づいた葬儀を希望する方は、「寺院系列の葬儀社」も検討できます。仏式などの儀式に詳しいため、宗教的な形式を重視する場合には適していますが、自由度が限られることがあります。
葬儀の種類
港北区でも葬儀のスタイルは多様化しており、それぞれの家族の事情や価値観に合った形式が選ばれています。昔ながらの形式にこだわらず、費用や参加者の範囲に応じて柔軟に選ぶことができます。
「一般葬」は、親族や知人、会社関係者など幅広い参列者を迎えて通夜・告別式を行う伝統的な形式です。しっかりとお別れができる反面、準備や費用の負担が大きくなります。
「家族葬」は、親しい人だけを招いて静かに見送る小規模な葬儀です。落ち着いた雰囲気のなかで故人と向き合える一方、参列できなかった人から後日弔問を受けることもあります。
「一日葬」は通夜を省略し、告別式と火葬を同日に行うスタイルです。時間や費用を抑えられることから近年選ばれることが増えています。ただ、儀式の簡略さに違和感を覚える親族がいる場合もあります。
「直葬(火葬式)」は、通夜や告別式を行わず火葬のみで完結する形式で、最もシンプルな方法です。費用を最小限に抑えられますが、十分なお別れの時間が取れないことがあります。
葬儀の形式と費用目安


葬儀の形式を選ぶ際には、それぞれにかかる費用を事前に把握しておくことが重要です。横浜市港北区でも、内容や業者によって費用に幅があります。
「直葬」は20万円〜40万円程度が相場で、費用を最も抑えたい場合に適しています。火葬のみで済ませるため、準備も少なくて済みます。
「一日葬」は80万円〜150万円程度で、告別式を行いながらも通夜を省略することで時間と費用の負担が軽減されます。
「家族葬」は100万円〜150万円が目安です。儀式としての丁寧さとプライベートな空間の両立を図れる点が支持されています。
「一般葬」は150万円〜300万円程度が一般的で、多くの人を招く分、会場費や返礼品などの費用が上乗せされます。
なお、葬儀社の価格設定やプラン内容によって、同じ形式でも金額は異なります。複数の見積もりを比較し、何が含まれているかをよく確認することが費用を抑えるポイントになります。


葬儀社に電話する時のポイント
ご家族が亡くなられた直後は気持ちが混乱してしまいがちですが、病院や施設からの搬送手配は待ってくれません。横浜市港北区でも、まずは葬儀社へ連絡して搬送を依頼することが必要です。
葬儀社に電話する際は、以下の情報を事前に整理しておくとスムーズです。
- 故人の名前
- 電話している人の名前、連絡先、故人との関係
- 故人が現在いる場所(病院名、施設、自宅など)
- 希望する安置先(自宅、葬儀社の安置施設など)
- 搬送を希望する時間帯
あわせて、費用面が気になる場合は、あらかじめ料金が明示されている葬儀社や仲介会社を選ぶと安心です。曖昧なプラン説明や即決を促すような言い方には注意が必要です。
電話対応の印象からも、その葬儀社が信頼できるかどうかを判断する材料になります。わかりやすく丁寧に話してくれるか、こちらの希望をきちんと聞いてくれるかを意識して対応してみましょう。焦らず、確実に一つずつ確認して進めることが大切です。
利用できる火葬場と注意点


横浜市港北区で火葬を行う場合、市内の公営火葬場を利用するのが一般的です。特に利用されるのは「横浜市北部斎場」で、港北区からのアクセスも良く、葬儀社を通じて多くの方が手配しています。
ただし、横浜市内の火葬場は非常に混み合うことがあり、特に冬季や連休前後には火葬まで数日待たなければならないケースもあります。その場合、安置施設の使用料やドライアイスの追加費用が発生することがあります。スケジュールに余裕を持ち、葬儀社と事前に調整しておくことが大切です。
また、火葬料金は故人の住民票の所在地によって異なります。横浜市に住民票がある場合は「市民料金」が適用されますが、市外在住の場合は「一般料金」になるため、費用負担が大きくなります。確認しておくと予算計画が立てやすくなります。
火葬場一覧
横浜市港北区でよく利用される公営火葬場とその料金情報は以下の通りです。
火葬場名 | 所在地 | 住民料金 | 一般料金(市外) | 対象住民 |
---|---|---|---|---|
横浜市北部斎場 | 横浜市緑区長津田町5125 | 12,000円 | 50,000円 | 横浜市に住民票がある方 |
久保山斎場 | 横浜市西区元久保町3-1 | 12,000円 | 50,000円 | 横浜市に住民票がある方 |
南部斎場 | 横浜市磯子区笹堀町118 | 12,000円 | 50,000円 | 横浜市に住民票がある方 |
いずれの火葬場も横浜市が運営しており、利用には予約が必要です。急な依頼では希望する日程が取れない場合もあるため、亡くなった直後に葬儀社と連携して早めの対応を進めることが大切です。
葬祭費補助金について
横浜市港北区では、国民健康保険または後期高齢者医療制度に加入していた方が亡くなった場合、葬儀を執り行った方に対して「葬祭費」として5万円が支給されます。この制度は市民の経済的負担を軽減するために設けられており、港北区役所で申請が可能です。
申請時には以下のような書類が必要です。
- 死亡診断書または死亡届の写し
- 葬儀を行ったことがわかる領収書や会葬礼状など
- 申請者の本人確認書類(運転免許証など)
- 振込先口座の情報が確認できるもの
申請期限は葬儀を終えた日の翌日から2年以内です。ただし、故人の住民票が横浜市外にある場合は対象外となりますので、住所の確認は忘れずに行ってください。
また、勤務先の健康保険(協会けんぽ・共済組合など)でも同様の葬祭費支給制度がある場合があります。該当する健康保険の窓口にも問い合わせてみるとよいでしょう。
横浜市港北区での後悔しない葬儀社選び


後悔しない葬儀社選びのチェックポイント
横浜市港北区で葬儀を行う際、葬儀社選びは最も重要な判断の一つです。落ち着いて選べる状況ではないことが多いため、事前にチェックしておくべきポイントを知っておくと安心です。
まず確認したいのは、見積書の内容が明確かどうかです。プランに含まれる項目と含まれない項目、オプションの内容や追加料金の可能性がはっきり記載されているかを見ましょう。費用の説明が曖昧な葬儀社は避けた方が無難です。
また、電話や面談時のスタッフの対応も判断材料になります。説明がわかりやすく、質問にも丁寧に答えてくれるかどうか、こちらの希望や不安を聞いてくれる姿勢があるかどうかを確かめることが大切です。
葬儀形式(家族葬・一日葬・直葬など)への柔軟な対応や、自宅や病院からの搬送が24時間体制で行えるかどうかも重要な確認ポイントです。加えて、安置施設が整っているか、面会が可能かどうかも事前に調べておくと役立ちます。
支払い方法や支払い時期の柔軟さも見落としがちな要素です。分割払いに対応しているか、カード払いが可能かなど、自分たちの状況に合う条件を持っているかを比べてみましょう。
焦って「おまかせで」と言ってしまうと、不要なオプションが付けられてしまったり、後悔の残る内容になってしまうこともあります。冷静に、一つひとつを確認しながら進めることが満足度の高い葬儀につながります。


追加料金が発生しやすい項目
葬儀では、基本プランの料金に含まれていない部分で追加費用が発生することがあります。こうした項目をあらかじめ知っておくことで、予算オーバーを避けやすくなります。
代表的なのが「棺や霊柩車のグレードアップ」です。見積もり時には標準仕様が提示されても、打ち合わせで高級仕様を勧められるケースがあります。必要かどうかをしっかり見極めることが大切です。
「供花や供物の追加」も費用が増えやすい部分です。祭壇の周囲を華やかに見せたいという気持ちから増やしてしまうことがありますが、想定以上に金額がかさむことがあります。
「僧侶へのお布施」や「戒名料」などの宗教関連費用も事前に確認が必要です。地域や宗派によって大きく異なるため、内容と金額を葬儀社を通じてしっかり確認しておきましょう。
また、斎場内の控室や待合室の使用料、食事スペースの利用料なども追加費用になることがあります。使用する場合はあらかじめ金額を確認し、予算に組み込んでおくと安心です。
冬季や混雑時には火葬までの日数が延びることがあり、その間のドライアイス代や安置施設利用料が発生します。この点も、火葬の日程が決まり次第確認しておくとよいでしょう。
葬儀に関するよくある質問
Q:病院から紹介された葬儀社を断ってもいいですか?
はい、問題ありません。横浜市港北区内の病院でも、提携する葬儀社を紹介されることがありますが、利用する義務はありません。自分たちで信頼できる業者を選ぶことができます。
Q:亡くなった直後に自宅へ安置することは可能ですか?
可能です。葬儀社に依頼すれば、病院や施設から自宅への搬送が手配できます。必要な設備やスペースの確認をしておくと、よりスムーズに対応できます。
Q:葬儀費用は香典でまかなえますか?
参列者の人数によりますが、香典で全額をまかなえるケースはまれです。香典が多く集まっても、返礼品や会食費などがかさみ、黒字になることは少ないです。
Q:葬儀社に電話する前に準備するべき情報はありますか?
以下の情報を整理しておくとスムーズです。
- 故人の氏名
- 電話している方の氏名・連絡先・故人との続柄
- 故人の現在の所在地(病院・自宅・施設など)
- 搬送先の希望(自宅、安置所など)
- 搬送希望の時間帯
Q:複数の葬儀社に見積もりを依頼しても大丈夫ですか?
もちろん可能です。見積もりを比較することで、費用や対応の違いが見えやすくなり、納得のいく葬儀社選びにつながります。
Q:葬儀社がすぐ決まらない場合はどうすればいいですか?
搬送と安置だけを先に依頼し、葬儀の内容は後日改めて相談するという方法があります。急がず、落ち着いて検討する時間を確保することも大切です。
横浜市港北区で葬式を行う際に知っておきたい亡くなった後のポイントまとめ
- 港北区内の病院で亡くなった場合は速やかに搬送先を決める必要がある
- 自宅への安置も可能だが事前準備と搬送手配が重要になる
- 病院や施設から紹介された葬儀社を断っても問題はない
- 葬儀社ごとに料金体系やサービス内容に違いがある
- 一般葬から直葬まで多様な葬儀形式が選ばれている
- 北部斎場は港北区から利用しやすい火葬場の一つである
- 火葬場の混雑状況により安置日数と費用が増えることがある
- 横浜市に住民票がある場合は火葬料金が優遇される
- 葬儀社の見積もりは複数社から取り比較することが大切である
- 棺や霊柩車のグレードアップが追加費用につながりやすい
- 僧侶へのお布施や戒名料の確認を事前にしておくと安心できる
- 港北区では葬祭費補助金として5万円の支給制度がある
- 搬送や安置のみ先に依頼し、葬儀は後日決める方法も選べる
- 香典だけで葬儀費用をすべてまかなうことは難しい
- 焦って「おまかせ」にすると不要な費用が発生する可能性がある